ホメオパシーのコンサルテーションってどんな感じ?
更新日:9月14日
ホメオパシーのコンサルテーションを初めて受ける時には、どんな感じなのか、どんなことを聞かれるのか、気になることも多いでしょう。
このブログでは、初回のコンサルテーションでどのようなことを聞かれるのか、コンサルテーション後には何が起こるのか、そしてホメオパスとどのように一緒に取り組んでいくのかについてご紹介します。
この記事が、初めてコンサルテーションを受ける方にとって、「こんな感じなんだ」と少しでも安心していただくための参考になれば幸いです。

#1 - ホメオパスとの共同作業
医師にかかる時には、どのような症状があるのかを説明し、医師が症状を確認した上で、必要に応じて診断や治療について検討します。
ホメオパシーのコンサルテーションでは、焦点の当て方が異なります。ホメオパスは、クライアントさんが経験している症状について詳しくお話を伺い、その人自身の経験や症状の特徴を考慮しながら、ホメオパシーのレメディを選んでいきます。
ホメオパシーでは、診断名だけをもとにレメディを選ぶのではありません。クライアントさんが経験している症状のパターンや、より広い意味での健康状態や経験を考慮します。
ホメオパスは、クライアントさん自身の決定を尊重し、その選択にかかわらず、ホメオパシーを通してサポートします。
自分の健康についての決定は、クライアントさん自身が行うものだと私は考えています。ホメオパスとクライアントさんがチームとなり、これまでの経験を振り返りながら、今後について一緒に考えていくものと考えてください。
#2 - コンサルテーションではどんなことを聞かれますか?
ホメオパシーのコンサルテーションでは、ホメオパスがさまざまな角度からクライアントさんについて質問します。現在悩まされている症状だけでなく、病歴、薬歴、家族歴、感情面、生活習慣、食習慣、家族や友人との人間関係などについてもお話を伺います。
「現在の症状にはどのような特徴があるのか」はもちろん、
「出産時、生まれた時の状態はどうだったのか?」
「お母さんのお腹の中にいたときはどんな状況だったのか?」
「ご先祖さまはどんな病気を患っていたのか?」
「家族にがんやその他の重要な病気の既往があるか?」
「アレルギー性疾患の多い家系なのか?」
「家族との関係はどのようなものか?」
「食習慣」
「生活習慣」
「ストレスの度合い」
「感情の変化や起伏」
「これまでの病歴」
「現在服用している薬やサプリメント」
「人生の中で経験した大きな出来事やトラウマ」
などについてお聞きします。
これらの情報は、クライアントさんを一人の人として全体的に理解するために役立ちます。また、その人自身の経験や症状の特徴を考慮しながら、どのようなホメオパシーのアプローチが適切かを考えるための大切な情報にもなります。
初回のコンサルテーションでは、コンサルテーションで伺った情報をもとに、導入となるレメディを処方することがあります。その後、私の通常の実践では、6〜8週間ほどを目安に、2回目のコンサルテーションを行います。
2回目のコンサルテーションでは、レメディを服用した後にどのような変化があったのか、また変わっていないことや新しく気づいたことなどを一緒に振り返ります。そして、これまでの経過をもとに、今後どのように進めていくかを考えていきます。
慢性的に症状が長引いている場合や、何度も繰り返している症状の場合には、数か月にわたって継続してコンサルテーションを行うこともあります。必要な期間やコンサルテーションの頻度は、一人ひとりの状況によって異なります。
コンサルテーションでは、現在の症状について、その特徴をできるだけ具体的にお話しいただくことがあります。症状をどのように観察するとよいかについては、こちらの記事でもご紹介しています。
#3 - ホメオパシーのコンサルテーションを行う目的は何ですか?
コンサルテーションを行う目的は、クライアントさんを一人の人として全体的に理解することです。前述したように、さまざまな角度から質問をするのは、その方の健康状態や経験について、より広く理解するためです。
自分でセルフケアとしてレメディを選ぶ場合や、急性症状に対してレメディを使う場合とは、異なる方法でコンサルテーションを行います。ホメオパシーにはさまざまな処方方法があり、ホメオパスはそのような方法について学んでいます。
自分自身を客観的に観察することは、時に難しいものです。特に、症状が長く続いていたり、複雑に感じられたりする場合には、自分では気づいていないこともあるでしょう。
自分では気づかなかったことでも、誰かに話すことで初めて気づくこともあります。ホメオパスが必要に応じて別のホメオパスに相談することがあるのも、こうした理由の一つです。
身体的、感情的、精神的な経験について詳しくお話を伺うことは、その人にとってどのようなホメオパシーのアプローチが適切かを考える上でも役立ちます。
急性症状と慢性症状の違いについては、こちらのブログもご参考ください。
#4 - コンサルテーション後には何が起こりますか?
コンサルテーションで伺った情報をもとに、ホメオパスがレメディを選びます。レメディの種類や服用方法については、個々の状況に応じて説明を受けることになります。
次のコンサルテーションは、ホメオパスと相談しながら予定を決めます。次回のコンサルテーションでは、これまでの症状やレメディを服用した後の変化を確認し、今後どのように進めていくかを一緒に考えます。
ホメオパシーは、「玉ねぎの皮を剥くようなもの」と表現されることがあります。私の実践では、これは、時間とともにコンサルテーションで話す内容や焦点が変化していくことを説明するための比喩として使っています。必ず新しいレメディが必要になる、という意味ではありません。
次のコンサルテーションまでにできることとして、健康的な生活を心がけ、自分の症状や変化をできるだけ客観的に観察しておくことがあります。もしレメディを服用している間に感情の変化に気づいたら、書き留めておき、次のコンサルテーションでホメオパスに伝えてください。
私はクライアントさんにジャーナルをつけることをお勧めしています。変わった夢を見たり、自分の感情のパターンに気づいたりしたら、書き留めておき、次回のコンサルテーションでお話しください。
「ジャーナルをつけよう」というタイトルで、ジャーナルを書くコツについてのブログも書いています。よかったら、下のボタンから日本語版をご覧ください。
私の実践では、次のコンサルテーションは通常6〜8週間ほどの間隔で行っています。この期間は、これまでの変化を観察し、次のコンサルテーションで振り返るための時間でもあります。
ただし、6〜8週間が長く感じられる場合や、途中で気になることがある場合には、数週間後にメールで近況をお知らせいただくことがあります。その内容は記録として残し、状況に応じて、レメディを中止したり、すでにお持ちのレメディについて服用方法をお伝えしたりすることがあります。
レメディの変更など、より詳しいお話が必要な場合には、メールで対応するのではなく、予定していたコンサルテーションを早めて行うこともあります。
次のコンサルテーションでは、その間に感じたこと、気になったこと、気づいた変化などをホメオパスにお伝えください。
レメディについて、自分ではどのような変化を観察したらよいのか知りたい方は、「レメディが効いているってどうやってわかるの?」のブログもご参考ください。下記のボタンから日本語版をご覧いただけます。
#5 - なぜレメディが処方されたのか、その理由を教えてくれますか?
この質問については、ホメオパスによって答えが異なると思います。ここでは、私自身の実践についてお話しします。
私は、処方した時点で、そのレメディを選んだ詳しい理由をすべてお伝えすることは、通常ありません。これはすべてのホメオパスに共通するルールではなく、私自身の考え方と実践方法です。
レメディの名前をお伝えすることはありますが、処方した時点では、詳しい理由をお話ししないことがほとんどです。
その理由の一つは、レメディについてあらかじめ多くの情報を知ることで、知らないうちに「このような反応があるかもしれない」と期待してしまうことがあるからです。
私は、レメディを服用した後には、あらかじめ読んだ情報と自分の経験を照らし合わせるのではなく、まず自分自身に何が起こっているのかを、そのまま観察していただきたいと考えています。
また、コンサルテーションでは、その時点で何に焦点を当てて話をしていきたいのかを、クライアントさんと一緒に確認しています。私は毎回、「今、どのようなことを一番大切に考えていますか?」とお尋ねし、その時点での優先事項を確認します。
ホメオパスの中には、クライアントさんに服用しているレメディの名前を伝えない方もいます。
私自身のホメオパスも、私が何を服用しているのかを通常は教えてくれません。私も、もしあらかじめレメディの名前を知っていたら、そのレメディについて知っている情報から、無意識のうちに期待をしてしまうかもしれないと考えています。
私自身の経験でも、初回のコンサルテーションでレメディの名前をお伝えしたところ、次回のコンサルテーションで、クライアントさんがマテリア・メディカやインターネットで調べた内容について詳しく話してくださったことがあります。
その方のホメオパシーへの興味や情熱はとても素敵なことですが、私としては、レメディについて調べた内容よりも、実際に服用した後に、その方自身が何を経験したのかをお聞きしたいと思っています。
私がレメディを選んだ詳しい理由をすぐにお伝えしないのは、クライアントさん自身の経験を先入観なく観察していただきたいと考えているからです。
もし処方について質問がある場合は、次回のコンサルテーションの最後にお話しします。
#6 - 急な症状が出た場合
コンサルテーションの間に急な症状が出た場合は、まずホメオパスにご連絡いただき、急性症状についてのコンサルテーションが適切かどうかをご相談ください。
日常生活で起こる軽い症状などに備えて、基本的なホメオパシーのレメディキットを自宅に置いておく方もいます。Helios Homeopathic Pharmacyでは、18種類または36種類のレメディが入った基本的なキットのほか、旅行や出産などのための専門的なキットも取り扱っています。
これらのキットについて詳しく知りたい方は、Heliosのウェブサイトをご覧ください。
ホメオパシーのレメディは、必要な医療を受ける代わりに使用するものではありません。重い症状や命にかかわる可能性のある症状がある場合は、ホメオパシーを待つことなく、適切な医療機関に相談してください。
緊急時にホメオパスと連絡が取れず、ホメオパシーのレメディについて情報が必要な場合は、Helios Pharmacyに電話で相談できる場合があります。ただし、緊急時の医療相談の代わりになるものではありません。
最後に・・・
ここまでお読みいただくと、ホメオパシーのコンサルテーションで、どのようなことを話し、コンサルテーション後にどのように進んでいくのか、少しイメージしていただけたのではないでしょうか。
一人ひとりの経験は異なるため、コンサルテーションでは、クライアントさんとホメオパスの間で率直にコミュニケーションをとりながら、一緒に考えていくことを大切にしています。
ホメオパシーのコンサルテーションについて、もう少し話を聞いてみたい方は、まず15分のイントロダクションチャットをご利用いただけます。
すでにコンサルテーションを受けてみたいとお考えの方は、通常のコンサルテーションをご予約いただくこともできます。
Love and gratitude
Hiroko



