〜いつでも解決方法はあるもの〜
レメディを投与する代替の方法について
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時々、「レメディを内服する以外の使用方法はありますか?」という質問を受けることがあります。アルコールが使えない理由があったり、とても敏感で、レメディを服用するのが心配な方だったり。
ホメオパシーのレメディは、内服する以外にも、さまざまな使用方法があります。
今回のブログでは、内服する以外の、レメディの利用方法について、ご紹介いたします。
#1 - Inhalation(吸入)
レメディを液体に調整し、スプレーボトルに入れ、自分の周りに噴射して、その空気を吸い込む方法です。アルコールが服用できない方、砂糖玉や錠剤などの糖分を避けたい方、敏感な方にはこの方法が簡便で使いやすいでしょう。
ただ、周りの人も吸い込むことがあるので、周りを確認してから使いましょう。
逆に、空間のエネルギーを変えたい時には、レメディを入れたスプレーを活用するのもいいでしょう。
ホメオパシー薬局にスプレー式のレメディを注文することができます。
#2 - Olfaction(嗅覚作用)
レメディを服用する代わりに、嗅ぐ方法です。ボトルを開け、レメディを嗅ぐことで、そのエネルギーを体に入れる方法です。液体の方がより使いやすいでしょう。
普通のポテンシーだけでなく、LMのレメディ(下記参照)を嗅ぐ方法もあります。
#3 - Breast Milk(母乳)
赤ちゃんにレメディをあげるのが難しい時、お母さんにレメディを服用してもらい、母乳から赤ちゃんにレメディのエネルギーを渡す方法があります。
レメディの力が、お母さんの母乳、または乳母の乳を通して、赤ちゃんへと行き渡らせる方法がとても有用です。
特に生まれたばかりで小さい赤ちゃんへの投与に便利です。
#4 - Skin(経皮)
皮膚にレメディを塗布する方法です。液体のレメディを使って皮膚につけたり、ホメオパシーのレメディを混合したクリームも販売されています。
ただし、痛みや皮膚の炎症のある場所は避けて使った方がいいでしょう。
#5 - Put in a bath(お風呂に浸かる)
皮膚と関連して、ホメオパシーのレメディを湯船に入れて、浸かる方法もあります。
しかし、敏感な方は、避けたほうがいいとの記載もあります。体全体がレメディに一定自k時間浸かることで、思った以上の反応が出ることもあるようです。
#6 - Hold a remedy in your hand(レメディを手に持つ)
レメディボトルをしばらく手に持って、そこから感じるエネルギーを共有する方法です。
どのくらいの時間持っておいたらいいのかは、人それぞれ感じ方に差があるので、自分の感覚を信じて使うといいでしょう。
#7 - Leave it in the room(部屋に置く)
部屋の中にレメディを置いておいて、その空間でエネルギーを共有する方法です。
寝る時にベッドのそばに置いておくなどの方法もありますし、レメディを目の前に置いて、静かに瞑想して、そのエネルギーを感じることに集中するなどの方法があります。
どのくらいの時間行ったらいいのかは、人それぞれ感じ方に差があるので、自分の感覚を信じて使うといいでしょう。
#8 - LM potency(LMポテンシー)
ヒーリングの段階の一部として、レメディを服用し始めると「症状の一時的悪化『好転反応)」がみられることがあります。レメディに敏感な方や、レメディ服用後の反応が過剰に出そうなケースには、このLMポテンシーを使うことがあります。
LMポテンシーは5万分の1に薄めた段階を繰り返したもの。ポテンシーの扱いについては、普通のレメディと違って使い方が少し複雑で、ポテンシーを変えるタイミング、どのくらいのペースで使うかは個人の症状によって差があります。
このポテンシーの使い方については、ホメオパスのアドバイスの下に使用することをお勧めします。
#9 - Plussing method
さまざまなバリエーションがあるようですが、処方されたレメディを水に入れ、スプーン1杯その液体を服用する方法。服用する前に、スプーンで液体をかき混ぜます。
毎回かき混ぜるため、徐々にポテンシーや波動が少しずつ変化していくというもの。
この方法で、一時的悪化を避けながらも、力は徐々に強まって効果を期待するというもの。
ここに、Dr. Ramakrishnan's Plussing Methodの方法を例として挙げておきます。
Dr. Ramakrishnan's Plussing Method
スプーン11杯の湧水に、3粒のレメディを入れます
上記に作った、レメディ水をスプーン1杯ずつ、15分おきに服用します。
1杯飲むたびに、スプーンで残りの液体をかき混ぜる、またはボトルであれば、1度振り混ぜます。
これを2時間半かけて飲み終え、最後のスプーン1杯は次の日の分の取り置きます。
次の日は、前日の残りのスプーン1杯を、スプーン10杯の湧水に入れ、前日と同様の過程を繰り返します。
レメディの処方の変更があれば、また新たに上記の過程を繰り返します。
ホメオパスによって多少違いがあるので、処方したホメオパスの指示に従って服用してください。
#10 - 最後に...
上記に示したように、レメディの使用については、様々な方法があります。ホメオパシー薬局に、スプレーや液体など、使いやすい剤形を注文するといいでしょう。
The secret is:
ホメオパシーのレメディの使い方はいろいろあります。「敏感だから、レメディを使うのが心配」という方も、上記の方法を使ってみてください。
いつでも解決方法はあるもの。
敏感さを長所に変えて、レメディそれぞれの持つ、エネルギーを実感し、体の反応、癒しの力を体感してみてください。
さらに、ホメオパシーのポテンシーと投与量について知りたい方は、こちらのホメオパシーのレメディのポテンシーと投与量についてブログをご覧ください。
急性症状と、慢性症状の処方の仕方の違いについては、こちらのブログをご覧ください。
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Reference :
O'Reilly.W.B. (1996). Organon of the Medical Art by Dr. Sammuel Hahnemann. Birdcage Books. Palo Alto, California
Ramakrishnan. A.U. and Coulter. C. (2001). A Homeopathic Approach To Cancer. Ninth House Publishing. Berkeley Springs, West Virginia
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