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FAQ. よくある質問
よく聞かれる質問について、ここに書いていま す。
さらに、個別に質問がある場合は、15分無料オンラインコンサルテーションを、どうぞご利用ください。
ホメオパシーは、200年以上前にサミュエル・ハーネマン博士によって確立された波動医学の一種です。
ホメオパシーのレメディは地球上のさまざまな材料から作られています。レメディを作る際の希釈と振盪のプロセスは、独特の振動を生み出します。レメディを摂取すると、その波動が自己治癒力を刺激し、エネルギーの流れを助け、症状の治癒をサポートします。
ホメオパスは、個々の症状に合わせてレメディ、効能(強さ)、タイミング、幅広いアプローチを選択するよう訓練を受けています。ホメオパシーは、エネルギーを調整してバランスを整え、レメディを使用して治癒に導くことを目的としています。
コンサルテーション中に、ホメオパスは適切な治療法を決定するためにさまざまな質問をします。このプロセスと治療法は、潜在意識に到達し、自分がどういう人であるかを認識するのに役立ち、症状の治癒につながります。
急性症状に対して、自分で、セルフケアとして、ホメオパシーを使用することができるようになると、ホメオパシーは回復の過程を抑制することなく自己治癒力を刺激し、病気の期間を短縮することができます。
ホメオパシーとは約200年前にドイツのサミュエル・ハーネマン医師により見出され、確立された代替療法です。
ホメオパシー(homeopathy)の語源は、ギリシャ語の同じようなもの(homeo)と苦しみ(pathos)で、「苦しみと同じような効果を起こすもの」という意味になります。
実はホメオパシーが生まれる前、この「苦しみと同じような効果を起こすもの」の意味の「Like cures like」の考え方は3000年前のヒンズーの記録にも、また古代ローマのヒポクラテスの記した記録としても残っています。ルネッサンス期にスイスの医師で錬金術師のパラケルスス(1494-1541)が登場しThe Doctrine of Signaturesといって植物の特徴である形や色と人体における植物の示す効能との関係についてすでに述べられていました。
植物、鉱物などをそのまま服用するのは毒性が強く、投与量など考慮しなくてはなりません。そこで希釈、振とうすることにより、本来の成分は希釈されつつも、そのものの持つ作用が残ることが見出されたのです。このハーネマンが編み出したホメオパシーの薬はレメディと呼ばれています。
植物、鉱物、動物の抽出物を何倍にも希釈、振とうすることにより、そのものの持つ特有のシグナルや波動がレメディに転写され、そのシグナルや波動がその人の体や心の症状や体質そのものと調和したとき、バイタリティがあがり、自己治癒力を促すものと推測されています。
レメディがなぜ効くのかを説明するのに、未だにさまざまな説や研究が続けられていますが、「水が記憶する」という仮説*はホメオパシーの世界でも広く支持されています。(エモトマサル氏「水の記憶」)
*実は一度、フランスの研究者が1988年にイギリスの科学情報誌「Nature」にホメオパシーのメカニズムについて、研究内容が掲載されましたが、このときに物理的証明に欠けるとのコメントつきで発表され、その後は忘れ去られてしまっているのが現状です。
先ほども述べたように、ホメオパシーのレメディは何倍にも希釈、振とうされているため、レメディ自体には原材料の成分はほとんど含まれていません。そのため、薬の服用に制限があるような方、妊婦、授乳婦、乳児や高齢の方にも使用できるのが特徴です。
ホメオパシーは世界中で広く使われており、西洋医学に次いで、地球上で2番目によく使われている療法です。
また、犬やネコなどのペットや、馬や牛などの家畜にもイギリスでは広く使われています。
類似の法則
ハーネマン自身、マラリアの治療に使われるキニーネを服用してみたときに、マラリアと同じような症状が服用中に起こったことから、病気と似たような症状を引き起こすものが治療に使われることを見出しました。これを類似の法則、「Like cures like」といって、ホメオパシーのレメディを選択するとき、症状と似た特徴を持つレメディを選択します。
例えば、コーヒーのレメディ。コーヒーを飲むと夜眠れなくなるときがあります。このレメディは不眠に使われたりします。
たまねぎのレメディ。たまねぎを刻むと涙が出てきたり、鼻水が出てきたりしますよね?このレメディは涙が出たり、鼻水が止まらないといった症状、花粉症などに使われたりします。
治癒の法則(Heringの法則)
症状が改善していく過程を見出した法則で、症状が内側から外側へ、上から下へ、重要な臓器から重要でない臓器へ移動して症状が改善していくというものです。
最小量投与の法則(Law of Minimum dose)
症状に応じて最小限の投与のみで十分であること。
ホメオパシーのコンサルテーションでは、ホメオパスは、さまざまな角度からクライアントさんについて質問をします。現在悩まされている症状だけでなく、病歴、薬歴、家族歴、感情について、生活習慣、食習慣、家族や友人との人間関係なども聞きます。
これらの情報は、クライアントさんを人全体として理解する上で、とても有用であり、またその人に合った、特化したレメディを選ぶ時にも、大事な情報となります。
初回のコンサルテーションでは、その人個人に合った、導入となるレメディを処方され、6−8週間後にホメオパスと2回目のコンサルテーションを行います。
2回目のコンサルテーションでは、コンサルテーション後、レメディ服用後、どんな症状が変化し、どの症状が変わっていないか見出し、さらに深いレベルで癒しを行うために、どの方向に向かうべきか、決定します。
慢性で症状が長引いている場合、また何度も繰り返して起こっている症状の場合は、最低でも4−5ヶ月、またはそれ以上深く癒しを行うことを一緒に決めて、継続することもあるでしょう。その期間は、クライアントさんの望むゴールによって変わって行きます。そして、症状が起こった根本の原因を見つけ、探し当てることを進めて行きます。
ホメオパスはコンサルテーション中にお話しした内容を踏まえて処方を決定します。ホメオパスは処方の使用方法、どのレメディをどのくらいの期間飲むべきなのかを説明します。
ホメオパスの指示に沿って、次のコンサルテーションを予約します。処方の内容が
どのくらい効果を発揮し、続けるか中止するか確認するためです。ホメオパシーは玉ねぎの皮を剥くようだとよく例えられます。レメディが皮ひとつ剥くことに成功したら、次に下に隠れている
新たな皮を剥くためのレメディが必要だからです。
次のセッションでホメオパスと会うまでに、クライアントさんのやるべき事は、より良い生活習慣と症状を観察することが必要となります。
もしレメディ服用中に、感情の変化に気づいたら、ホメオパスに知らせましょう。
次のコンサルテーションまでの間の6−8週間は、長いと感じる方もいるでしょう。処方後、数週間後に
メールでの状況報告をお願いしています。報告いただいた詳細は、次のコンサルテーションのために、記録に残しておきます。もし必要であれば、処方の中止または
継続を指示します。
もし処方の変更が必要な場合は、メールではなく、
コンサルテーションを繰り上げて行います。
そして、次のコンサルテーションで、状況を詳しく教えてください。
もし、レメディが効いているかどうか、どのようにして見分けるかについて知りたい場合は、
こちらのブログをご参考ください。
