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帯状疱疹の自然療法 - ホメオパシーは痛みや回復を助けることができますか?

「帯状疱疹の痛みがつらく、できるだけ自然な方法でケアできないか」と考えていませんか?


ホメオパシーは“自然療法”として注目される一方で、『本当に効果があるの?』『安全なの?』と疑問に感じる方も多いはずです。


この記事では、帯状疱疹に対するホメオパシーの考え方や可能性、そして注意点までを分かりやすく解説します。


背中を見せる女性のシルエットと手が肩にそっと置かれた瞬間。
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#1 - 帯状疱疹とは?


一般的に小児期に感染したVaricella Zoster Virusは、神経根に潜伏感染を続け、免疫低下時に帯状疱疹として発症します。つまり、初期感染が水疱瘡(水痘)で、潜伏感染を続けていたウイルスの再活性化が帯状疱疹となります。


症状としては、多くが片側性。末梢神経(肋間神経、三叉神経、坐骨神経など)の走行に沿った水疱と神経痛様の痛みが特徴です。


帯状疱疹後神経痛として、後遺症として現れる発作的な神経痛を引き起こすこともあります。


🚩 目の周りや鼻の周りに発疹が発生した場合には、視力に影響を与えることもあります。また、人によっては、神経痛がひどい時もあります。その場合は速やかに医師の診察を受け、指示に従ってください。


#2 - 帯状疱疹について


  • 免疫力低下時に起こりやすい


仕事が立て込んでいたり、人間関係に悩んでいたり、睡眠不足や十分に休息する時間が取れなかったり、薬や病気によって、免疫力が低下している状態がある時に、起こりやすい症状です。


  • 一度発症しても再発することもある


帯状疱疹は、一度発症したら免疫力がつくと言われていますが、再発することもあります。普段から、免疫力を高めるために、十分な睡眠、栄養のある食事をとり、適度な運動をして、ストレスを解消するなど、普段から生活習慣に気をつけましょう。

また、治りが悪い場合も、生活習慣を見直し、普段から体調管理を心がけましょう。


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#3 - 帯状疱疹の自然療法


水疱瘡とホメオパシーのところでも述べましたが、帯状疱疹においても、自然療法を活用することができます。




  • 帯状疱疹の時に避けたほうがいい食べ物


種子類、ナッツ類、チョコレート、豆類、全粒穀物などに含まれる、L-アルギニンというアミノ酸は、ウイルスの増殖を助けるとも言われ、症状を長引かせてしまう可能性があります。L-アルギニンを含んだ食品は、症状が落ち着くまでは避けるようにしましょう。


その他、免疫力を高めるために、ビタミンC、亜鉛、ビタミンDを多く含む食品を取り入れることを心がけましょう。


このウイルスの増殖を妨げると言われている、L-リシンのサプリメントを摂取するといいでしょう。


  • 掻いて痕にならないように気をつける


かゆいとどうしても掻きたくなりますが、傷跡が残るため、患部を掻かないように気をつけましょう。



  • もしクリームを使うなら


傷跡になるのを防ぐため、また、感染力が強いため、あまり水泡のある患部に触れないのが、イギリスでは一般的なようですが、クーリング効果のあるクリームやジェルなどを使うこともあります。


自然な原料を使った、カレンデュラクリームの鎮静効果や、メリッサ(レモンバーム)クリームの抗ウイルス効果を期待して使うことがあります。ヘルスショップやホメオパシー薬局などで購入で可能です。


どうしても、クリームを使う場合は、冷蔵庫にクリームを入れておくと、痒い場合には、少しでも痒みを緩和するのにいいでしょう(冷やすとかゆみが落ち着く場合)。

また、あまり圧をかけず、ポンポンと乗せるように使うことで、傷跡にならないように、優しく扱いましょう。



  • オーツ麦のお風呂


西洋では、昔からオーツ麦をガーゼやモスリンなどの布に包んで、湯船にお湯を張るときにそのバッグをくぐらせたり、バッグを湯船に入れたりして、オーツ麦の肌への鎮静効果を期待して発疹に使います。



#4 - 帯状疱疹によく使われるホメオパシーのレメディ


医師の診察を受けた上で、ホメオパシーのレメディを使うことで、痛みや痒みの緩和に活用できます。


但し、症状がひどい場合、繰り返し発症する場合、レメディを使っても改善しない場合は、個人の状態に合ったレメディを、ホメオパスに処方してもらってください。


以下に帯状疱疹にてよく使われる、ホメオパシーのレメディをご紹介します。


Apis(エイピス)

特に顔面に帯状疱疹ができた時に重要なレメディ。皮膚が腫れて、チクチクし、灼ける様な痛みがある時に。冷やすと痒みや痛みが落ち着くときに。


Rhus Tox(ラス・トックス)

痒み、灼ける様な神経痛に。水疱が顕著で神経に沿ってかゆみと痛みがあるときに。夜に悪化し、落ち着きがなく、温めたり、温かいお風呂に入ったり、動くことで痛みや痒みが改善するときに。


Arcenicum Album(アーセニカム・アルバム)

灼けるような痛みが特に右側にあり、温めると痒みや痛みが落ち着くときに。


Dolichos(ドリチョス)

痒みや灼ける様な痛みと神経痛がある時に。皮膚に発疹などが見られないのに、痒みや痛みの感覚があるときに。


Iris Versicolor(アイリス・ベーシカラー)

灼ける様な痛みがひどく、神経痛も長引くときに。特に右側に症状があり、胃腸関係の症状を併発することがある。


Lachesis(ラケシス)

鋭い痛みや、深い赤みや紫っぽい皮膚症状や、傷跡が紫っぽい症状の時に。特に左側に症状があるときに。


Mezereum(メゼレウム)

ひどい痒みと灼ける様な神経痛があるときに。神経痛が突然出たり引っ込んだりして、一部麻痺を感じるときに。夜に悪化し、温めると悪化する。


Ranunculus Bulbosus(ラヌンキュラス・ブルボサス)

痛みがひどく、チクチクした痛みがあり、痒みが出て、神経痛も出てくるときに。特に胸の辺り左側の体幹部に症状があり、動いたり、圧がかかったり、湿気や嵐のあるときに悪化する。


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#5 - 帯状疱疹にホメオパシーを取り入れる際の注意点


  • 必ず医療機関を受診すべきケース


冒頭にも述べましたが、目の周りや鼻の周りに発疹が発生した場合には、視力に影響を与えることもあります。また、人によっては、神経痛がひどい時もあります。その場合は速やかに医師の診察を受け、指示に従ってください。


また、症状が悪化していく場合、症状が長引いている場合、痛みがひどい場合など、「おかしいな?」と思った時点で、自己判断せず、速やかに医療機関を受診してください。


  • 医療との併用について


医療では、痛み止めや抗ウイルス剤、抗ウイルス性の外用薬などが処方されるのが一般的です。症状がひどい時には、まずは医師の指示に従い、ホメオパシーを補完的に使用することはもちろん可能です。


  • 自己判断を避ける重要性


上記にも述べましたが、帯状疱疹のできる場所によっては、後遺症を起こす可能性があります。自分で判断せず、医療機関に受診して、指示に従ってください。



#6 - 最後に


帯状疱疹は強い痛みを伴うつらい疾患ですが、早期に適切な治療を受けることで症状の悪化や後遺症のリスクを抑えることができます。


もし自然なアプローチを取り入れたい場合でも、まずは医療機関での診断と治療を優先し、そのうえで自分に合った方法を選んでいきましょう。症状に不安がある方は、早めに医師へ相談することをおすすめします。


Red Flags(警告症状)については、こちらのブログをご参考ください。



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本ブログに掲載されているすべての情報は、ホメオパシーに関する一般的な情報提供のみを目的としており、いかなる場合においても医学的助言、診断、または治療を代替するものではありません。

本ブログの内容に基づいて行われた一切の行為およびその結果について、当ブログは責任を負いかねます。情報の利用は、利用者ご自身の判断と責任において行ってください。

体調不良や健康上の問題がある場合、または判断に迷う場合には、自己判断を行わず、速やかに医療機関を受診し、医師その他の適切な資格を有する専門家にご相談ください。


参考文献:

  • Morrison.R., (1998) Desktop Companion To Physical Pathology. Hahnemann Clinic Publishing. Nevada City, California. United States of America

  • Murphy. R.(2006) Nature's Materia Medica. Third edition. Lotus Health Institute. Virginia. USA

  • Okaniwa.Y., (2001) Year Note Internal Medicine & Surgery. 10th Edition. Medic Media. Tokyo. Japan

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