手術とホメオパシー
更新日:6 時間前
手術は、身体だけでなく、心にとっても大きな経験になることがあります。抜歯や内視鏡手術などの小さな処置から大きな手術まで、手術前には不安を感じたり、手術後には身体や気持ちにさまざまな変化を感じたりすることがあるでしょう。
このブログでは、手術の前後にホメオパシーをどのように取り入れて考えることができるのか、そして手術前の不安や術後のさまざまな反応に対して、どのようなレメディが一般的に使われているのかをご紹介します。

私がホメオパシー薬局で働く中でも、手術の前後にホメオパシーを取り入れたいと考えて相談に来られる方がいらっしゃいます。
抜歯、内視鏡手術から切開手術まで、手術の大小にかかわらず、使えるレメディを知っておくと、やはり便利です。
今回のブログでは、術後に使えるレメディをご紹介いたします。
どのレメディを使ったらいいか迷った時は、ホメオパスに相談することをお勧めします。
#1 - 手術の前
手術を前にすると、人によってさまざまな気持ちや身体の反応が出てくることがあります。ホメオパシーでは、手術の種類だけでなく、その人がどのような不安や身体的・感情的な反応を経験しているのかも考慮します。
以下のレメディは、手術前の不安などに伝統的に使われてきたレメディです。
Aconite
不安からパニックになりそうになったり、ちょっとしたことで驚くような時に
Arg nit
不安で心配ばかりして、落ち着きがなくなる。不安からお腹が緩くなったり、ガスが増えるときに。
Arsenicum Album
落ち着きがなく不安で、些細なことに気難しくなったり、神経質になるときに
Coffea Cruda
不安から色々考えすぎて眠れないときに
Kali Phos
特に考えすぎて、手術前にすでに疲れてしまっているときに。
心配で不安な時に使えるフラワーエッセンスもこちらに紹介しておきます。
Crowea (Bush Flower Essences)
心配性がひどい人に使えるエッセンス。心配やストレスからお腹の調子が悪くなる人にも使えます。
Emergency Essence (Bush Flower Essence)
コンビネーションのエッセンスで、不安や心配がひどい時に。試験の前や仕事のプレゼンの前、また突然のショックにも使うことができます。
Rescue Remedy or Five Flower Essence (Bach Flower Essence)
上記のEmergency Flower Essenceの、Bach Flower バージョン。これもBach Flowerのコンビネーションからできており、使い方も同じで、不安や心配がひどい時に。試験の前や仕事のプレゼンの前、また突然のショックにも使うことができます。
不安や心配性に使うレメディについて知りたい方は、こちらのブログをご参考ください。
#2 - 手術の後
手術後は、手術の内容やその人の状態によって、さまざまな身体的・感情的な反応が現れることがあります。
ホメオパシーでは、手術の種類だけでなく、その人に現れている具体的な症状や全体的な体験を考慮してレメディを検討します。
術後はできるだけ早く普段の生活に戻りたいものです。ここでは、ホメオパシーのマテリア・メディカで、術後にみられるさまざまな症状や反応と関連して伝統的に考えられてきたレメディをご紹介します。
Arnica(アーニカ)
ホメオパシーのマテリア・メディカでは、Arnicaは、怪我や打撲、身体的な衝撃などに関連して伝統的に考えられてきたレメディです。
抗凝固薬を使用している場合は、レメディやその他の補完療法を取り入れる前に、医師または薬剤師にご相談ください。
Acetic Acid(アセティック・アシッド)
麻酔後の反応に過敏な時に。
Bellis Perennis(ベリス・ペレニス)
ホメオパシーのマテリア・メディカでは、Bellis Perennisは、強い身体的な衝撃を受けた後など、深部の軟部組織への外傷に関連して伝統的に考えられてきたレメディです。乳房や歯ぐきなどの軟部組織についても、手術後を含めて関連して考えられることがあります。
また、激しい運動や肉体労働の後にみられる筋肉の痛みに対して、ホメオパシーで検討されることがあります。
Calendula(カレンデュラ)
カレンデュラはホメオパシーでは傷や皮膚の回復に関連して伝統的に使われてきたレメディです。
Emerald(エメラルド)
ホメオパシーのマテリア・メディカでは、体の一部を取り除くことに関連する経験に対して伝統的に考えられてきたレメディで、出産や抜歯の際にも検討されることがあります。また、変化を受け入れ、手放すことに関連するテーマとも結びつけて考えられています。
Hypericum(ハイペリカム)
切り傷、擦り傷、刺し傷で唇、指先、足先など神経が密集しているところが傷ついているとき。尾てい骨、腰などを強く打ったときにも。鋭く、ズキッとくる強い痛みに
Ledum(リダム)
刺し傷でよく使われるレメディ。注射などで穿刺した後の傷の回復にも使用できます。傷のあたりが黒っぽくまたは青っぽい色をしていて冷やすことで症状が軽快する時に
Opium(オピウム)
麻酔後の回復が遅れている時に。ぼーっとして動作が遅いなどが見られるときに。
Phosphorus(フォスフォラス)
麻酔など薬などに敏感な方に。
Rhus Tox.(ラス・トックス)
動かし始めに悪化して、動き始めると痛みが落ち着いてくる場合。じっとしていることで症状が悪化する場合。さすったり、マッサージしたり、温めたり、伸ばしたりすることで落ち着く。ホメオパシーでは、筋肉や靭帯の症状に関連して伝統的に考えられてきたレメディです。
Ruta Grav.(ルタ・グラブ)
Rutaは、ホメオパシーでは骨や骨膜、腱に関連して伝統的に使われてきたレメディで、症状の特徴が合う場合にはRhus Tox.と合わせて検討されることがあります。
Staphysagria(スタフィサグリア)
手術という無防備な状態を経験したことで、侮辱されたように感じたり、心が傷ついたり、侵害されたように感じる時に。
Sulphur(サルファー)
使用した薬の副作用が気になる時に
Symphytum(シンファイタム)
骨折後、骨の位置を戻したあとに。ホメオパシーでは、骨の損傷や、けがからの回復に関連して伝統的に使われてきたレメディです。別名Knitbone(骨をくっつける)やComfreyと呼ばれているハーブから作られたレメディです。但し、骨折が適切に処置されていることを確認してから使用してください。
Thiosinamine(サイオシナミン)
ホメオパシーでは、傷や瘢痕形成に関連して伝統的に使われてきたレメディです。
ホメオパシーのポテンシーや投与量について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参考ください。
最後に...
手術の前後に、ホメオパシーで伝統的に検討されてきたレメディについてご紹介しました。
手術の経験は一人ひとり異なり、同じレメディがすべての方に合うとは限りません。どのレメディが自分の症状に合うのか迷っている方、または手術の前後に感じていることをもう少し詳しく相談してみたい方は、個別のホメオパシーコンサルテーションで一緒に整理していくことができます。
ご自身の状況に合わせてホメオパシーについて相談してみたい方は、コンサルテーションをご利用ください。
ホメオパシーを使ってより健康に!
Love and gratitude
Hiroko



